クラウドファンディングから知ってくださっている方は、お久しぶりです。ここで初めて知ってくださった方は、初めまして。Jewellery Wanderlust(ジュエリーワンダーラスト)代表の中島 玖(なかじま ひさ)です。
ジュエリーワンダーラストは、2024年4月から5月にかけてクラウドファンディングを通じてローンチしました。その際には多くの方にご支援いただき、本当にありがとうございました。
見た目も背景も美しいジュエリーで、アフリカや南米の鉱山で働く人々を支えたい
ジュエリーワンダーラストは、元国際NGO職員である代表が、鉱業や宝飾業界の持つ人道的な問題を出発点として始めたエシカルジュエリーブランドです。
ブランド名であるジュエリーワンダーラストの「ワンダーラスト(wanderlust)」は、「放浪癖、世界中を旅したい衝動」という意味を持ちます。今回はブランド名の由来について、お話したいと思います。
「ワンダーラスト」という言葉が最初に頭に浮かんだのは、コロナ禍真っただ中に渡航したブータンのホテルで、3週間に及ぶ強制隔離期間を過ごしている時でした。自分の部屋から出ることも許されず、ホテルの部屋でリモートワークをする日々。
そんな私の楽しみは、日本からもってきたジュエリーボックスを眺めること。100年前のターコイズが使われたイギリスアンティークのネックレスに、母から受け継いだ台湾で作られたダイアの指輪ー、そんな自分だけの宝物に毎日癒しと力をもらっていました。
ボックスの中に鎮座する世界中からやってきたジュエリーたちと、住む国を点々と変える自分のライフスタイルを重ね合わせて、「ワンダーラスト」という言葉が浮かんだのでした。
これまで、日本のほかにフランス、イギリス、ブータン、ジンバブエ、セネガル、アメリカ、台湾、と多くの国を転々としてきました。各国で採れる宝石を買いつけたり、その土地独自の職人技を見つけたり、代表自身が「ワンダーラスト」しているからこその強みはジュエリーにも反映されています。
また、ジュエリーワンダーラストが扱う宝石は、オールドストックやアンティーク・ヴィンテージ、そして人権侵害なく採掘された宝石です。そうした特性上、インドやタイ、香港といった一般的な宝石取引のハブでは供給元を見つけることが難しく、世界中に散らばるいくつもの小さな供給元や鉱山と、直接やりとりをして宝石を仕入れています。そうした意味でも、まさに「ワンダーラスト」の末、集まった宝石たちなのです。
そんな宝石やジュエリーを通じて、皆さんも一緒に「ワンダーラスト」してみませんか?