Jewellery Wanderlust

ジュエリーが大好きで、世界中から個人輸入している人のブログ。特にアンティークが好き。

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オリンピックもあるようだし、アスリートとジュエリーについて考える

オリンピックがこのまま開催されると知ってびっくりな今日この頃。オリンピック開催の是非はこの際一旦置いておいて、前々から取り上げたかったトピックについて今回は書きます。それはずばり、「スポーツ選手がつけているジュエリー」!

 

 

ジュエリーを着用しているアスリートは?

「スポーツ選手がつけているジュエリー」といっても、私服でつけているものもいれると切りがないので、以下の2つを条件として探しました。

 

1, 競技中に着用している

2, ゲルマニウムのネックレスなどではなく、試合外でつけても素敵なジュエリー

 

意外とこれが難しかった!基本的にスポーツ中にジュエリーをつけることは、本人や周囲のけがの原因になったりするので、競技によっては(特にコンタクトスポーツは)そもそもルールで着用が禁止されていたりします。それに、1コンマを競うようなスポーツでは、ウェアの軽量化に莫大なお金が投資されているくらいなので、ジュエリーを身につけてその企業努力を無駄にするようなことはしません…。

 

そうしてたどり着いたのは…テニスプレイヤー!コンタクトスポーツでもなく、早さを競うわけでもない、ということで、ジュエリーをつけられる条件に合致します。その他似たような条件の、卓球選手やバドミントン選手も調べてみたのですが、うーん、出てこない…。

やはりテニスというスポーツの圧倒的人気と、それに伴うプレイヤーの知名度やスター性も関係していますね。不本意にもジュエリーを通して、スポーツのヒエラルキーが透けて見えた気がします…。

 

それと、中には水泳選手でピアスを付けている方もいましたが、競技中に片方なくしてしまったという記事でしたので割愛します…。ジュエリーに水は御法度です。

 

コート上でジュエリーを着用するアスリートたち

大坂なおみ

トップバッターはもちろんこの方!大坂なおみ選手です。大坂選手と言えばこちらが有名。

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出典:NurPhoto via / Getty Images Cutout Photo: Courtesy of Christian Dior(VOUGUEより)

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出典:ディオール

 

2019年全仏オープンでつけていたディオールの「Oui(ウィ)ピアス」です。

www.dior.com

 

お値段は117,700円。「oui」はフランス語で「はい(yes)」を意味し、ポジティブな意味が込められていると言われています。これをきくと、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの出会いのエピソードを思い出します。気になる方はオノ・ヨーコさんのwikipediaをご参照ください。

 

大坂選手はルイ・ヴィトンのアンバサダーにもなっていて、全豪オープンにこんなコーディネートを披露しています。

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出典:Celeb Extra

「カラー ブロッサム」というファインジュエリーコレクションから、揃いのピアスとネックレス。小振りでスポーツ中も邪魔にならなそうです。

 

ネックレスはおそらくこちらでしょうか。お値段は375,100円。

jp.louisvuitton.com

 

そしてピアスはこちら。お値段、470,800円。

jp.louisvuitton.com

 

そしてこちらも同じくヴィトン。

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出典:Celeb Extra

こちらは「LV ヴォルト」というコレクションです。このコレクションはLVのイニシャルをモチーフとしたユニセックスなコレクションです。私は稲妻みたいだなと思いました。なんとなくナイキのマークともマッチしていますね。

 

ネックレスはダイヤモンドなので、結構なお値段です(1,237,500円)。

jp.louisvuitton.com

 

ピアスの方は公式サイトでは見つかりませんでした。

 

大坂選手は試合はもちろん、服装や発言にも常に注目が集まっておりますが、個人的にとても応援したいアスリートの一人です。

 

セリーナ・ウィリアムズ

お次も超有名テニスプレイヤーのセリーナ・ウィリアムズ選手です。テニスウェアが話題になったり、おしゃれな彼女は自身のジュエリーブランドも持っているほどです。 

serenawilliamsjewelry.com

 

こちらは今年の全豪オープンに出場した際のコーディネート。

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出典:Cameron SpencerGetty Images

見辛いですが、ロゴの方は「QUEEN」と書いてあります。まさに彼女にふさわしいネックレス!太いチェーンとの組み合わせがまた似合っていますね。自身のブランドのもので、325ドルだそうです。

 

 こちらはうって変わって、シンプルなコーディネート。

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出典:MESSIKA PARIS

2018年の全仏オープンの際に着用しました。一見安全ピンのようなデザインに見えるピアスは、2005年にパリで誕生したMESSIKA(メシカ)というブランドのものです。ジジ・ハディットとコラボした、「メシカ バイ ジジ・ハディッド」から《ムーヴ アディクション》のパヴェイヤリングをチョイス。

全く同じものではありませんが、こちらが似たデザインです。484,000円。

www.messika.com

 

さらに、話題になったこちら。

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出典:Getty (from THE ADVENTURINE)

個人的には、ピアス、ネックレス、ブレスレット、時計、どれにも目をいくのですが、最も話題になったのは、胸に付いているナイキのロゴです。

 

実はこれ、ブローチなのです。

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出典:NIKE

スワロフスキークリスタルを34個使用して作られました。ナイキのこのロゴのことを「Swoosh」と呼ぶのですが、それと「brooch(ブローチ)」かけてこのブローチは「broosh」と呼ばれました。かわいいですよね!

 

スポーツ中にジュエリーを着用すること 

正直ジュエリーや宝石にとってスポーツや運動は、百害あって一利無しです。以下のようなリスクが考えられるためです。

 

  • 激しい運動で破損したり、変形したりする
  • 知らぬ間に落としたり、失くしたりする
  • 汗で金属が変色する
  • 変色した金属をつけることで肌が黒ずんだり緑になったり、かぶれたりする

 

ですので、私たち一般人がスポーツや運動をする際にジュエリーをつけることはおすすめしません。

 

アスリートがジュエリーを着用する意味

本来運動中にジュエリーを着用することは避けるべきことですが、各競技で活躍するトップアスリートたちが試合中にジュエリーを着用することは、私たち一般人とは全く別の意味を持っています。

 

広告、宣伝目的

一番分かりやすいのは「広告、宣伝のためにジュエリーを着用する」場合です。例えば、ルイ・ヴィトンのアンバサダーである大坂なおみ選手がルイ・ヴィトンのジュエリーを着用するのが最も分かりやすい例ですね。セリーナ・ウィリアムズ選手も自身のブランドのジュエリーを身につけていますが、自分が実際に身につけてメディアのたくさん入る大きな大会に出ることは、それだけで何よりの宣伝になります。彼女は得てして優勝してしまうのですから尚更です。

 

自己表現、他者啓発

スター選手は、世間に対して大きな影響力を持っています。競技場を出た後も、私生活や発言が注目されている選手たちは、プレイ以外でも自己表現をすることが当たり前となっています。そんな選手たちが、ファッションを通しても自己表現をするのは当然の成り行きともいえます。例えば大坂選手の「oui」というポジティブなメッセージ、セレーナ選手の「queen」のロゴも女性をエンパワーするようなメッセージを感じます。彼女たちはスター選手であるが故に、世界中の女性や女の子のロールモデルであるという自覚も、きっと持っているはずです。競技中彼女たちが身につけているジュエリーには、単なるおしゃれ以上の意味があると私は思っています。たかがジュエリーかもしれませんが、影響力のある人が身につけるジュエリーには、それだけ他者に訴えかける力と責任があるのです。

 

最後に

本当はもっと多くの競技の選手を取り上げたかったのですが、今回はテニスプレイヤーしか見つけることができませんでした。もしみなさんがご存知の、ジュエリーがおしゃれなアスリートがいればぜひ教えていただけると嬉しいです。