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近々改定される?誕生石と石言葉

花言葉と同じように、貴石や半貴石には石言葉をもつものが多くあります。今回は数多くある石の中でも誕生石について、その語源や石言葉、石にまつわる伝説について紐解いてみたいと思います。

誕生石とは?

大抵の人が知っている誕生石ですが、その起源は何なのでしょう?私が調べるまでもなくWikipediaにまとまっていましたので、そこから抜粋させていただきます。

誕生石 - Wikipedia

誕生石の起源は、占星術や地域説など諸説ありつつも、どうやら有力なのは聖書だそうです。旧聖書の「出エジプト」に、12の宝石が登場します。また一方で、新約聖書の方にも、エルサレムの城壁の土台を飾るという12の宝石が登場します。どちらにしろ、この頃はまだ、その12の宝石を各月に当てはめるということはされていませんでした。

 

ではそれがいつ起こったのか。それは、1952年にアメリカで定められた誕生石が最初のようです。日本では1958年に制定されています。戦後と思うと歴史は浅いですね。また、商業的な理由で作られたものです。しかしそれは国によって若干バリエーションが変わりつつも世界中に広まり、いまや誰もが知るところとなりました。プレゼント選びの基準としても最適ですし、自分にちなんだ石を持っているとなんだかお守りのようで安心感がもてますよね。

 

ということで今回は、みんな大好き誕生石について掘り下げていきたいと思います。サイトによって誕生石として挙げている石が異なったりするのですが、今回は伝承についても言及したいので、比較的新しい石(新しく誕生石に加わった石)についてはとばしています。

 

 今回の出典は以下の通りです。

誕生石 | 各月の誕生石 | GIA

https://precious.jp/articles/-/3495:titlek

※特に石言葉については諸説ありすぎるので、日本語のサイトと英語のサイト一つずつから抜粋したいと思います。

誕生石の歴史とは?各月の石言葉や女性が喜ぶジュエリーも紹介 - festaria journal

Birthstones By Month: What Do they Mean? -The Goods

 

それでは各月見ていきましょう!

 

石言葉と伝承

1月 ガーネット

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出典:GIA

【語源】中世のラテン語「granatus(グラナタス)」に由来する。意味は「ザクロ」。

【石言葉】真実、勝利、友愛、忠実、生命力、貞節、保護

【伝承】インド占星術によると、ガーネットはネガティブな感情 (うつ病、罪悪感など) を無くし、クリエイティブな思考と心に平和をもたらすために大きな自信と精神的な明晰さを植え付ける。 古代および中世では、炎症性疾患を治したり、怒りをおさめるものとしても考えられてきた。

 

2月 アメシスト

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出典:GIA

【語源】ギリシア語の「amethystos(アメシストス)」に由来する。意味は「飲み過ぎたときの治療」。ワインのような色合いから、古代ギリシャの伝承に登場するワインの神、バッカスに関連付けられた。

【石言葉】誠実、高貴、心の平和、愛情、英知

【伝承】身に付ける者の思考をクリアにし、戦闘や商売の場で理性をもってすばやく対処できる力を与える。ルネサンス期のヨーロッパでは、情熱にたぎる恋人を落ち着かせると考えられていた。

 

3月 アクアマリン

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出典:GLEN PREUS (LEFT) (GIA)

【語源】ラテン語の「海水」に由来する。

【石言葉】沈着、聡明、勇敢、落ち着き

【伝承】古代の船乗りたちには、この宝石が波を落ち着かせ海での安全が保たれると信じていた。また、幸せな結婚をもたらすとも考えられていた。それを身に着けた者を不屈で好感の持てる人物にし、その知力をより活発にすると考えられていた。

 

4月 ダイヤモンド

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出典:GIA

【語源】ギリシャ語の「adamas(アダマス)」に由来する。意味は「無敵」および「不滅」。

【石言葉】永遠の絆、純潔、純愛、不屈、強さ

【伝承】病や貧困、死をも呼ぶと考えられていた「邪悪な目」を退けることができると考えられていた。また、癒しの力を持つとされ、何世紀にもわたりダイヤモンドは解毒剤として扱われ、疫病から守るとも考えられてきた。 また、長寿、力、美、幸福などの恵みであると主張するものもいた。

 

5月 エメラルド

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出典:GIA

【語源】古代ギリシャ語「smaragdos」に由来する。意味は「緑の宝石」。

【石言葉】幸福、幸運、愛、希望

【伝承】疲れや倦怠感を癒し、取り除く。舌の下にエメラルドを入れると、未来を予見することができる。また、雄弁になれる、恋人の約束の真偽を暴くなどと信じられていた。

 

6月 真珠 

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出典:D.HUMPHREY (RIGHT) (GIA)

【語源】ラテン語の「perla」に由来する。意味は「洋梨」。もしくは、ラテン語の「perna」、意味は「貝」。

【石言葉】純粋さ、謙虚さ、純潔さ、健康、長寿、富

【伝承】中東の古代の人々は、真珠は天国からこぼれてきた涙である信じていた。中国人は、龍の脳から生まれたと想像していた。また、コロンブスやその時代の人々は、母貝は真珠を露から形作ると考えていた。

長寿と財産を授けると謳われていた。アジアでは、真珠は消化不良や出血を和らげると信じられていた。また、19世紀のアラブの医者は、真珠の粉で視力、神経性の震えが改善し、鬱を和らげると主張していた。

 

6月 ムーンストーン

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出典:GIA

【語源】英語で「月の石」。

【石言葉】健康、幸運、恋の予感

【伝承】ローマとギリシャのルナの神々に関連する。ヒンドゥー教の神話によると、ムーンストーンは月光が固まってできたと伝えられている。また、ムーンストーンは、愛、情熱、多産によく関連付けられ、大きな幸運をもたらすと考えられている。

 

7月 ルビー

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出典:GIA

【語源】ラテン語の「ruber」に由来する。意味は「赤」。

【石言葉】情熱、愛情、威厳、勇気、仁徳、活力

【伝承】古代インドでは「貴重な石の王」と呼ばれていた。長い間、生命の源である血に関連付けられているルビーは、インドの宝飾品においてパワーそして若々しいエネルギーの象徴とされていた。これまで何世紀にもわたって、不幸や危険を予測できると信じている者もいれば、炎症性疾患を治したり、怒りを鎮めると主張する者もいた。ビルマの戦士は、戦いで自分たちを無敵にしてくれるものと信じていた。中世ヨーロッパ人は、ルビーが健康、知恵、富、恋愛の成功を与えてくれると考えていた。

 

8月 ペリドット

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出典:GIA

【語源】アラビア語の「faridat」に由来する。意味は「宝石」。

【石言葉】夫婦の愛、幸福、和合、希望、美

【伝承】悪霊や夜の恐怖を追い払う魔よけとして何世紀にもわたって使用されてきた。

 

9月 サファイア

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出典:GIA

【語源】ギリシャ語の「sappheiros」に由来する。意味は「青い石」。

【石言葉】誠意、真実、忠節、高潔、慈愛、友情、真実

【伝承】危害や嫉妬から守ってくれると信じられていました。中世の聖職者は、天を象徴するという理由でサファイアを身に着けていた。中世のヨーロッパ人は、サファイアが伝染病による腫物や目の病気を治すと信じていました。また、解毒剤であるとも考えられていた。

 

10月 オパール

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出典:GIA

【語源】サンスクリット語の「upala」。意味は「貴重な石」。

【石言葉】希望、無邪気、潔白、幸福

【伝承】ベドウィン族は、かつてオパールは雷を含んでいて、雷雨の際に空から降ってくると信じていた。古代ギリシャでは、オパールは予言と病気からの保護を授けると考えられていた。ヨーロッパでは長い間、オパールを純潔、希望、真実の象徴としていた。何百年も昔、オパールはカラーストーンのすべての美徳と力をまとめていると信じられていた。

 

11月 トパーズ

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出典:GIA

【語源】サンスクリット語の「タパス」もしくはギリシャ語の「topazos」に由来する。意味は「炎」。

【石言葉】友情、希望、誠実、潔白

【伝承】古代ギリシャ人は、トパーズは自分達に力を与えてくれると信じていました。14世紀から17世紀の間、ヨーロッパ人はトパーズが魔法を阻止し、怒りを払いのけてくれるものと考えていました。何世紀もの間、インドの多くの人々は、心臓の上にトパーズを着用すると長寿、美しさ、そして知性が保証されると信じています。

 

12月 ターコイズ

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出典:GIA

【語源】フランス語の「turquois」に由来する。意味は「トルコ」。主な原産国はイランだったが、トルコを介してヨーロッパに入ってきたため、トルコに由来する名前となった。

【石言葉】友情、幸運、成功

【伝承】健康と幸運をもたらすなど、有益な力を数多く持っていると考えられていました。13世紀以降、トルコ石は身に着けている人が落下する(特に馬から)のを防ぐことができ、災害が近づくとに粉々に壊れてしまうと考えられていた。また、ヒンズー教徒の神秘主義者たちは、新月を見た後にトルコ石を見ることで、素晴らしい財産が確保されると信じていた。アパッチ族は虹の終わりを追えばトルコ石を見つけられると考えていた。また、トルコ石を弓や銃器につけることで、より正確に標的を狙うことができると信じられていた。プエブロ族は、トルコ石が空から色を奪ったと主張し、かたやホピ族は、地球上を駆け抜けるトカゲによって作られたと考えていた。

 

誕生石見直しの動き?

誕生石について調べる過程で初めて知ったのですが、誕生石が約60年ぶりに見直される予定だそうです。

誕生石が見直しされるって本当?追加の可能性がある宝石について徹底解説! | カラッツ Gem Magazine

 

新たに追加されるかもしれない石は以下の通り。

 

2月 クリソベリルキャッツアイ
3月 アイオライト
4月 モルガナイト
6月 アレキサンドライト
7月 スフェーン
8月 スピネル
9月 クンツァイト
12月 ジルコン

 

ただ、日本の誕生石を決めた全国宝石卸商協同組合のHPを見ても、まだ何も発表されていないようです。ですので今回見直しの理由などは、想像の範囲でしか分からないのですが、元々誕生石は商業的な理由で発生しているので今回の追加も、消費者の購買意欲を高めて、宝石業界を盛り上げるためかなと推測します。

 

最後に

古来から意味を持つ石もあれば、近年発見されたり意味づけをされたりした新しい石もあり、各々違って面白いですよね。数十年後、巷で主流になっている誕生石は、今とは全然異なっているかもしれません。4月生まれでダイヤが一番好きな私としては、4月の誕生石がダイヤモンドのままであることを祈ります、笑。