Jewellery Wanderlust

ジュエリーが大好きで、世界中から個人輸入している人のブログ。特にアンティークが好き。

MENU

「銀色の輪っかなら何でも良い」と思っている男性向け、結婚指輪の選び方

巷には様々な結婚指輪についての情報が溢れています。しかし、そのほとんどは女性向けの情報ばかり。今回は、「正直結婚指輪なんて何でもいい」と思っている男性にも役立つ情報、そして「おっ」と思えるようなブランドを紹介したいと思います。

 

 

まず始めに

繰り返しになりますが、この記事は「銀色の輪っか」なら何でもいい」と思っている男性を対象に書きます。それゆえ、ブランドだのデザインだのにはあまり言及しません

確かに、世の中の結婚指輪は似たり寄ったりです。ファッションに興味がない方ならば、デザインはどれを選んでもほぼ同じに見えることでしょう。なのでこう考えましょう。どれも似たり寄ったりですが、結婚指輪は大体プラチナやゴールドなのでお値段は結構します。「銀色の輪っか」に最低でも数万円は払わなくてはいけません。それならば、数万円を払うだけの価値や意味を見い出せるものを選びたいですよね。どんなに結婚指輪に興味がないと言っても、数万円支払うのは誰にとっても大きなことでしょうから。余談ですが、「金色の輪っか」を選んでもゴールドなので数万円します(「銀色の輪っか」より高いです)。

 

以下では見た目以外の要素として、「つけ心地、地金の量と金位、エシック」の3つに焦点を当てて、おすすめの結婚指輪の選び方について書いていきたいと思います。

 

結婚指輪を選ぶ際の判断要素(見た目以外)

つけ心地

どんなに指輪の見た目に興味がないとはいっても、つけ心地は気にする必要があります。 見た目同様どれも同じだろと思っている人も多いとは思いますが、つけ心地の悪い指輪というのは確実に存在します。一般的に「指なじみ」というのは、指輪の「幅と厚さ」、そして指輪の「断面」が影響してきます。

↓言いたいことがすでに日本語でまとまっていましたので、引用させていただきます。

結婚指輪選びで重要なのは「つけ心地」「使い心地」!デザインのここに注目! | 結婚ラジオ | 結婚スタイルマガジン

 

幅と厚さ

f:id:jewellerywanderlust:20210405194918g:plain

出典:結婚スタイルマガジン

 

まずぱっとみて素人にも分かるのは「」ですよね。デザインにも大きな影響が出ます。細ければ華奢だし、太ければごつめになります。しかし幅は見た目だけでなく、つけ心地にも影響します。細い方がつけている感じがなくて良さそうに思えますが、細すぎる指輪は指に食い込みやすくなるため、あまりおすすめできません。太い指輪は特に指を曲げたときに、指に圧迫感を感じることがあります。どちらも試着のときに指の曲げ伸ばしをして確認しましょう。結婚指輪は大体2.5mmから3.5mmくらいをよく見るので、2mm以下だと「細い」、4mm以上くらいから「太い」という印象になります。

 

もうひとつ、見落としがちなのが「厚さ」です。普段気にしない点だと思いますが、つけ心地に関しては、「幅」より「厚さ」の方が影響が大きいように思います。厚い指輪は隣の指にあたって気になることがあります。かといって薄すぎる指輪は耐久性に問題が出ます。私たちが思っている以上に、指輪というのは日常生活の中で簡単に歪みます。拍手したり、重い荷物をもったりするだけでも、当たりどころが悪ければ曲がってしまうのです…(経験者は語る)。「厚さ」の平均は1.5mmから2mm程度だそうですので、それを目安に考えれば大丈夫でしょう。厚さについてもっと知りたい方はこちらをどうぞ。結婚指輪の厚みと幅の正しい決め方と購入前に知っておきたい注意点とは?

 

断面

次に、指輪を切った際の断面についてです。こちらもつけ心地をかなり左右する要素になります。指輪の断面には種類があって、「甲丸」、「平打ち」、「平甲丸」が一般的です。

 

f:id:jewellerywanderlust:20210405152250j:plain

出典:結婚スタイルマガジン

甲丸は「かまぼこ」とも言われるやつですね。断面を見て分かる通り、「平打ち」がもっともシャープで角が立っています。クールな印象でかっこいいのですが、指への当たりが気になることも

 

基本的には断面に丸みがあるものを選んだ方が、「指に当たって痛くなる」ということを避けられます。とにかく滑らかで指に沿う曲線のものを選びましょう

f:id:jewellerywanderlust:20210405194510j:plain

出典:結婚スタイルマガジン

 

結論、つけ心地重視の方は

  • 幅2.5mm~3.5mm、厚さ1.5~2.0mm程度
  • 甲丸もしくは平甲丸
  • 内側が指に沿う曲線を描いている

を選ぶことが、つけ心地に関しては最もリスクの低い選択と言えます。もちろんこれは一般論であって、人の指の形によっても違うので必ず試着してみてくださいね

 

地金の量と金位

お次はまた別の視点です。それはずばり、コスパ!高いお金を出すのにコスパを重視したい方は、地金がたっぷり使われた指輪を選ぶべきです。私が言うまでもなく、現在金の価格は至上最高とも言われるほど高騰しています。プラチナもしかりです。ブランドに興味がないのならば、ブランドにかけるお金を地金に払うのが得策でしょう。地金の量は「耐久性」に影響してきます。地金ぺらぺらのリングはすぐ曲がります。

 

また、地金の量だけではなく質、つまり金位にも注目してください。 

jewellery-wanderlust.com

 

金位が高ければ高いほど、価値があがります。14Kより18K、18Kより24K(純金)です。「金位が高いと柔らくなって曲がりやすいから、婚約指輪に向かないのでは?」とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。そこでご提案したいのが鍛造です。強度のある普通の指輪は鋳造といって、型に金属を流し入れて固める製法です。それに対して鍛造は、金属の塊を叩いて伸ばしてリングにしていく製法です。刀鍛冶のように金属を叩いて強くしていくので、本来柔らかい24Kや純プラチナでも、安心して毎日つけられる強い指輪になるのです。

ということで、コスパを重視したい方は、

  • ノーブランドの金位の高い鍛造の指輪

を選ぶのが賢い選択です。

 

エシック

最後にもうひとつ、別の角度からご提案。どうせお金を使うならば、社会にとって良い取り組みをしているブランドに使いませんか。エシカルジュエリーを選ぶということです。エシカルジュエリーとは、サプライチェーン(製品の原材料の調達から、製造、在庫管理、配送、販売、消費までの全体の一連の流れのこと)における、人的・社会的影響や環境に配慮して作られたジュエリーのことです。具体的に言うと、使われているメタルが紛争の資金になっていないか、採掘に児童労働を用いていないか、自然に優しいパッケージか、というような項目に配慮しているジュエリーです。

 

 ↓エシカルジュエリーについて。

jewellery-wanderlust.com

 

見た目は同じような指輪、しかしそれが出来上がるまでの過程はその指輪によって全く異なります。指輪に使われているメタルは、どんな国でどんな人が採掘したのか、日本のお店に来るまでに、人間、社会、環境にどんな影響を与えてきたのか。普段考えることのないことでしょうが、結婚指輪というおめでたいものを買うこの機会に一度考えてみて、応援の気持ちも込めて、エシカルな取り組みを行っているブランドで指輪を購入するというのも有意義な選択だと思います。

 

ということで、 共感出来るお店やブランドにせっかくのお金を使いたい人は、

  • エシカルを掲げているお店の指輪

 がおすすめです。

 

おすすめブランド、お店

さて、ここまで見た目以外の結婚指輪の判断基準についてみてきましたが、それらの基準に基づいて、実際にそうした基準がクリアできる指輪が買えるブランドやお店についてご紹介したいと思います。最初の「つけ心地」については、超一般的な形に収まったので、特におすすめのお店やブランドはありません。おそらくどこでも取り扱っていますので、お好きなものを選んでください。

 

2つ目の要素、「地金の量と金位」で結論づけた「ノーブランドの金位の高い鍛造の指輪」が手に入る、おすすめのお店やブランドはこちら。

 

純金・純プラチナジュエリー館

jnn.jp

もう名前からしてこれ、なお店です。純金、純プラチナを使った鍛造製法の指輪を専門に販売しているお店のサイトです。コスパ最強です。

 

例えばこちらのシンプルな「純プラチナ、3mm」の指輪。

f:id:jewellerywanderlust:20210405205657j:plain

出典:純金・純プラチナジュエリー館

お値段、¥47,100(税込) !お買い得!

 

お次は「純金、3mm」のこちら。

f:id:jewellerywanderlust:20210405205519j:plain

出典:純金・純プラチナジュエリー館

お値段、¥64,100(税込)。安い!高いのか安いのか分からない、という方はブランドの一般的な結婚指輪の値段を色々と見てみるとそのすごさが分かります。

 

上に挙げた例以外にも、幅のバリエーションが豊富で、彫りのあるものなどもあるので、デザインにこだわりたい人でも色々と見つけることが出来ると思います。

 

 

NIESSING(ニーシング)

続いてはこちら。厳密には「ノーブランド」という定義からは外れているのですが、「地金たっぷり、金位が高い、鍛造」という条件をクリアしているので紹介したいと思います。

 

niessing.jp

1873年、ドイツ設立のブランドです。ドイツらしくバウハウスの流れを汲むモダンでありながら機能的なデザインです。見た目はなんでもいいと思っている男性でも、一旦目にすれば「お、いいな」と思ってしまうような、工学的でスタイリッシュなデザイン。そのデザインを、これまたドイツらしく、職人が手作業でひとつひとつ実際の指輪に落とし込んでいきます。堅牢で無骨ともいえる男性的なデザインで、ぺらぺらな地金とは無縁のブランドです。また、鍛造製法をとっているので、耐久性もばっちりです。純金の指輪もあります。

f:id:jewellerywanderlust:20210405204719j:plain

INSIDE【インサイド】というコレクション。耐久性のある丈夫な表面は、ゴールドまたはプラチナ。繊細で暖かい情熱的な純金が内側に。(出典:Kashikey Co.,Ltd.)

 

結婚指輪の説明はこちら。

niessing.jp

 

この記事で見た目については言及しないと言いましたが、これは言及せざるを得ない…。ユニークで美しいデザイン。地金の色のバリエーションもものすごいので、ぜひ見てみてください。

niessing.jp

 

 

さて、ここからは3つ目の要素「エシック」の項目で結論づけた「エシカルを掲げているお店の指輪」が手に入るブランドです。

 

MOTHERHOUSE(マザーハウス)

www.mother-house.jp

 

「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念をもつブランドです。バッグなどで有名なマザーハウスですが、ジュエリーも展開しています、そしてブライダルもあるのです。

www.mother-house.jp

 

マザーハウスは、インドネシア、スリランカ、ミャンマーと行った途上国の国々の資源と人材を活用し、人や社会に優しいだけでなく製品としても質の高いジュエリーを生み出しています。

 

f:id:jewellerywanderlust:20210405210948j:plain

Star Roadというコレクション。スリランカのファイアを使っているそう。

(出典:MOTHERHOUSE Co. & Ltd)

 

EARTHRISE〈アースライズ〉

エシカルを掲げるジュエリーブランドです。 こちらで使われる地金は、ペルー、ボリビア、コロンビアなどの南米の小規模鉱山で産出されたフェアマインド認証(フェアトレード)」を受けたゴールドとシルバーを使っています。素晴らしい。

earthrise-j.com

 

ブライダルも展開しています。シンプルながらディティールにこだわったコレクションがたくさんあります。

earthrise-j.com

f:id:jewellerywanderlust:20210405213439j:plain

永遠を意味する「メビウス」というコレクション。

(出典:EARTHRISE〈アースライズ〉)

 

HASUNA(ハスナ)

hasuna.com

最後はこちら。こちらもエシカルを掲げたブランドです。アースライズと同じく、こちらのジュエリーの地金も、中南米の鉱山から採れた「フェアマインド認証」のゴールド、もしくはリサイクルゴールドを使っています。

 

また、日本企業として初めて「RJC認証」という認証を受けています。「RCJ」とは「Responsible Jewellery Council」の略で、ここの認定を受けるということは、「鉱山から小売りのジュエリーのサプライチェーン全体において、透明性が高く、人権・社会・環境に配慮をした倫理的事業を展開しているという認定をされた」ブランドということです。信頼できますね。

 

そんなハスナの結婚指輪はこちら。

結婚指輪hasuna.com

 

こちらもベーシックでシンプルながら、ディテールに様々な選択肢があります。

f:id:jewellerywanderlust:20210405215245j:plain

質感が特徴的な「MR14」というコレクション。

(出典:HASUNA)

 

最後に 

シンプルだけれど奥が深いのが結婚指輪ですね。しかし、「何でもいい」と思う男性の気持ちもよく分かります。私もそのタイプでしたので(だって何の石もついてないし…)。しかし同じお金を使うならば、自分がしっかりと納得出来る製品を買いたいですよね。もちろん、結婚指輪はパートナーと相談して決めるものですが、男性からも良いと思う指輪やブランドを提案してもらえたら、指輪探しの旅が2人にとってもっと楽しいものになるのではないかなと思います。