Jewellery Wanderlust

ジュエリーが大好きで、世界中から個人輸入している人のブログ。特にアンティークが好き。

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ルビー?サファイア?自分に似合う色の宝石は?

ダイヤなど無色透明以外の色の付いている宝石、それらをざっくりと色石といいます。個人的な偏見ですが、ジュエリー好きはまずダイヤから入って、次のステップとして色石に手を出す人が多い気がします。私もそのうちの一人です。しかし、色石は価値判断が難しいです…。そして誰にでも似合うダイヤやパールとは違い、色が主張するので自分に似合っているのかも少々不安…。ということで今回は、自分に似合う色石の見つけ方について考えたいと思います。

 

 

色石の価値判断

色石って難しいですよね。ダイヤはある程度勉強すれば簡単に価値判断出来るようになりますが、色石は知識だけでは難しく、実際に手に取って数を見ないと善し悪しが分かかるようになりません。それはダイヤにあるような4Cが色石にはないということがあります。また、色というのは実際の目で見ないと分かりづらいということ、そして色というのは人の好みによるところが大きいからです。

今回は代表的&人気の色石として、ルビー、サファイア、エメラルド、パライバトルマリンを取り上げたいと思います。

 

色石の中で最も評価が高い色

各色石の中でも最も価値が高いといわれる色を見ていきましょう。

ルビー

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出典:Robert Weldon/GIA

まずは赤い石の代表とも言えるルビーです。こちらは有名ですが、最高峰はミャンマー、モゴック産の「鳩の血の赤」を意味する「ピジョンレッド」ですね。「落ち着きがあり、燃えるように輝く、赤い蛍光色を放つ、赤からわずかに紫がかったまたはピンクがかった赤のルビー」を指します。「純粋で鮮やかな赤からわずかに紫がかった赤まで」の範囲です。ほとんどの市場では、純粋な赤い色のルビーに最高価格が付けられ、オレンジやパープルのオーバートーンを持つルビーは価値が下がります。

ルビーの品質を決定する要因 | ルビーの色の範囲 | GIA

 

サファイア

続いては青い石の代表、サファイア。しかしサファイアには青以外もあります。ここでは青の最高峰と言われる色と、青以外の色の稀少色を取り上げます。

 

ロイヤルブルーサファイア

主にミャンマーのモゴックで産出される、濃く深いブルーが特徴のサファイアです。

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出典:GEM ROCK auctions

サファイアと言われてまず思い浮かぶ色がこちらではないでしょうか。

 

そしてブルーサファイアについてはロイヤルブルーに並んでもうひとつ、トップクオリティに位置づけられる色があります。それが次に紹介するコーンフラワーブルーサファイアです。

 

コーンフラワーブルーサファイア

 カシミールで産出されるやややわらかな色合いのすみれ色のサファイアです。コーンフラワーブルーというのは、青い矢車菊を意味していて以下のような花のことです。

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出典:Wikipedia

 

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出典:gemstoneuniverse.com.

ロイヤルブルーと比べるとかなり薄い色合いなのが分かります。

 


Royal blue or Cornflower Blue Sapphire? Clarification and understanding color of sapphires

↑コーンフラワーブルーとロイヤルブルーのとてもわかりやすい比較動画。ざっくり言うと、サムネイルの一番上段がロイヤルブルーで、中段がコーンフラワーブルーです。色味が全然違うことがわかりますよね。

同じトップクオリティでもこれだけ色味が違うと、「色の濃淡に優劣があるのではなく、要は好み」ということが分かるかと思います。 

 

パパラチアサファイア

そしてブルー以外のサファイア「ファンシーサファイア」の中で、最も人気と価値があるといわれているのが「パパラチアサファイア」です。 

主にスリランカで産出され、スリランカ語で「睡蓮」を意味する「パパラチア」の名をもつこのサファイアは、ピンクとオレンジの中間のような色をしています。

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出典:The Natural Sapphire Company

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出典:The Natural Sapphire Company

美しいですね…!コーンフラワーブルーといい、花の色に例えられた名前って素敵です。

 

エメラルド

続いては緑の石の代表、エメラルドです。ルビーやサファイアのように特別な名称はありませんが、高い評価を得ているのは鮮やかな色調で暗すぎず、青みを帯びた緑から純粋な緑色です。そして色味に加えて、透明感があることも重要です。高品質なものはやはりコロンビア産に多いと言われています。コロンビアの中でも、ムソー鉱山、チボール鉱山、コスクエス鉱山など、様々な有名な鉱山があります。

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出典:Chiristie's

 

エメラルド | エメラルドストーン – GIA

 

パライバトルマリン

唯一無二のネオンブルー、ネオングリーンが特徴のパライバトルマリン。比較的最近の石ですが、人気も値段もどんどん上昇しているので取り上げます。お好きな方も多いのではないでしょうか。

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出典:GIA

 よく知られているのは上の写真の左のようなネオンブルー、あるいは右のネオングリーンではないでしょうか。真ん中は一見サファイアと見間違えそうですが、れっきとしたパライバトルマリンで、その色の希少性からとんでもないお値段がつくそうです。

トルマリンには様々な色がありますが、これらの色は元々、ブラジルのパライバ州でしかとれませんでしたが、その後モザンビークなどアフリカ大陸でも発見されました。しかし、やはり高品質なものはブラジル産に多いと言われています。

トルマリンの品質を決定する要因

パライバトルマリンとは|産地別特徴や価値の違い、販売価格は? | カラッツ Gem Magazine

 

 

また、色石すべてに共通することですが、より色を濃くしたり鮮やかにするため「加工」が行われることがあります。というか、石によってはされることがほとんどですといってもいいくらいです。この「加工」にも色々あり、「エンハンスメント」や「トリートメント」と表現されることがあるのですが、これらは全然意味が異なるので要注意です。その石の価値にも大きく影響してきます。簡単に言うと、「エンハンスメント」が施された石は、天然石としての価値が損なわれないのに対し、「トリートメント」が施された石は、天然石としての価値を失います。

 

詳しくはこちらをどうぞ。↓

「エンハンスメント」と「トリートメント」?天然加工処理のボーダーラインって?

 

言うなれば、「エンハンスメント」はエステ、「トリートメント」は美容整形、と表現されていますが、この例えは少々失礼かもしれませんね…。

 

評価が高い石=自分が好きな石/似合う石ではない

さて、以上代表的な色石の理想とされる色についてみてきましたが、色石を選ぶ上で自覚すべきことは、「世間一般に評価が高い色」と「自分が好きになる色もしくは自分に似合う色」が必ずしも一致しないということです。※自分が好きになる色は大体自分に似合うと思っているので一緒にします。例えば私は、何でも濃すぎる色よりは少し淡い方が好みなので、ルビーだったら最高峰とされるピジョンレッドより、もっとピンクよりの色の方が好きです。

 

自分に似合う色の石を身につけると、目に見えて雰囲気が変わります。特におすすめはピアスで、似合う色石のピアスをつけると一気に顔が華やぎます。宝石をつけて顔色が明るく見えるならば、それに超したことはないですよね。以下では、そうした自分にあった色石の見つけ方について考察します。

 

自分に似合う色石とは?

では、今回の本題です。似合う宝石ってどうしたら分かるの、と考えたときに答えは結構単純で、「肌に乗せてしっくりくるか」です。しかしこの「しっくり」が分からないという方もいらっしゃいますよね。そういった場合簡単なのは、「パーソナルカラーに従う」ということです。今はさまざまな診断があると思いますが、パーソナルカラー診断は宝石を選ぶ際にも有効です。また、これにプラスして顔タイプ診断もやってみると良いです。

 

パーソナルカラー診断

パーソナルカラーとは、髪や肌、瞳の色などその人の生まれ持った特性や色と調和する色のことです。春夏秋冬の4つのタイプに分かれます。簡単に言うと、「自分に似合う色」のことですね。(引用元:パーソナルカラー診断

Q1.瞳の色は?

Q2.髪(地毛)の色は?

Q3.肌の色は?

Q4.日焼けすると?

などなど…自分の見た目についての質問に答えていきます。そしてその結果で、以下のように結果が分かれます。

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出典:Select CO,. LTD.

↓診断はこちらから。

パーソナルカラー診断_診断ページ

 

この診断で 自分に似合う色味や色のトーンが分かれば、あとはそれに沿って色石を選べば良いだけです。もちろん、例えばサファイアと一口に言っても、上で見た通り色々な色味のものがあるので、同じ石の中からさらに吟味して自分に合った色のものを選ぶという工程が必要になります。またパーソナルカラーは、色石を選ぶ際の判断とともに、似合う地金(ゴールドかシルバー)を判断する際にも有効です。

 

顔タイプ診断

続きまして、「顔タイプ診断」を見ていきます。

顔タイプ診断とは、「子ども顔 or 大人顔」と「直線 or 曲線」の掛け合わせで8タイプに分ける診断です。

(引用元:顔タイプ診断とは | 日本顔タイプ診断協会 日本顔タイプ診断協会)

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出典:一般社団法人日本顔タイプ診断協会

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出典:一般社団法人日本顔タイプ診断協会

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出典:一般社団法人日本顔タイプ診断協会

この表のどこに当てはまるかで、パーソバルカラー同様、自分に似合う服のテイストや、柄、色、形などを知ることができます。

 

↓こちらでお試し出来ます。

www.vivi.tv

 

顔タイプは直接色には関係ありませんが、例えば自分が大人っぽくゴージャスな顔立ちだと分かれば、若々しい明るいピンクよりも深みのある赤の方が似合う、など推測できるので、宝石を選ぶ際の参考にもなります。

 

以上、パーソナルカラーと顔のタイプの診断のご紹介でした。こう言っておきながら、私はプロのそうした診断を受けたことはありません。ただ、昔からファッションやメイクで試行錯誤していく中で、「この色や形は得意、これは何か似合わない」と自然に判断していったものが、そのままネットで試した自分の診断結果に合致していたので、「こういうのって物を売りたいファッション・メイクップ業界の策略じゃないんだ〜」とびっくりしました(失礼)。

 

最後に 

私は好きな宝石と似合う宝石が合致していて、エメラルドです。ゴールドの地金に合わせたエメラルドが、今のところ身につけていて一番しっくりきます。逆に色としてはアイシーブルーなども好きなのですが、淡いブルーがきれいなアクアマリンなどは、見ていてきれいだなとは思いますが、身につけたいという感じはしません。

 

自分が好きかどうかは、自分に似合うかどうかを凌駕する、と私は考えます。細かいところで似合うかどうか気にするよりも、結局は自分が自信をもってつけることが重要なので、そう感じられる石こそが一番に似合う石なのだと思います。