Jewellery Wanderlust

ジュエリーが大好きで、世界中から個人輸入している人のブログ。特にアンティークが好き。

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アンティークでしか見られないアイテム【アルバートチェーン】

アンティークと現代のジュエリーは、基本的にアイテムは一緒です。ネックレス、ブレスレット、リング、ピアス、ブローチが主なところですね。現代にあってアンティークにないものと言えば、例えばボディピアス(耳たぶ以外につけるピアス)、アンクレットなんかもみないですね。では逆に、アンティークにあって現代で見つけられないアイテムは何なのか、私が真っ先に思いつくのがアルバートチェーンです。

アルバートチェーンとは

アルバートチェーンとは、紳士が懐中時計をタキシードやスーツに繋いでおくためのチェーンです。つまりは懐中時計チェーンなのですが、イギリスのヴィクトリア女王(1837-1901)の夫、アルバート公 (1819-1861)にちなんで、アルバートチェーンとも呼びます。

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出典:Ruby Lane

 

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出典:Melsy.com

 

こういうの、ドラマや映画で一度は見たことがありますよね?T字のバーをボタン穴に通してひっかけているそうです。

 

本来の使い方やチェーンの種類などは、すでに日本語で素晴らしくまとめて下さっている方がいらっしゃいましたので、以下をご覧下さい。特にチェーンの種類がいかに豊富かわかります。

www.melsy.com

 

アルバートチェーンは、厳密に言うと、アンティークにしか見られないアイテムではないのですが、ご存知の方、まして持っているという方は圧倒的に少ないと思います。

今回私が書きたいことは、本来男性が使う時計のチェーンであるアルバートチェーンを女性がチョーカーもしくはネックレスとして着けるといかにcoolかということです!

 

ネックレス/チョーカーとしてつける

 
 
 
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ひとつだけつけてもよし!

 

 
 
 
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重ねてもよし!!

 

 
 
 
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チャームをつけてもよし!!!

 

アルバートチェーンはとにかくバリエーションが多彩です。太いもの、細いもの、シンプルな物、飾りつきのもの、シルバー、ゴールド…。誰もが絶対に自分や自分のファッションに似合うものがみつかります

 

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左上:シンプル、右上:メダル付き、右下:タッセル付き、左下:ロング

(出典:Badis Jewelers、The Tie Chest、Closet Gothic、Maejean Vintage)

 

フォブも欠かせない

そしてアルバートチェーンを語る上で欠かせない存在…それはフォブ(fob)です。しかしよく調べてみるとフォブの定義については様々あります。

 

①ポケットから時計をつるすためにつける短いチェーンおよびリボンのこと

②ポケットから時計をつるすためのチェーンの一部のこと(引っかけるアンカー部分)

③時計チェーンにつける飾りのこと

 

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色々なチェーンのエンド(出典:What’s in Those Pockets )

 

うーん、たくさんあってよく分からない…。しかし今回ピックアップしたいフォブに一番近いのは③の意味、チェーンの飾りかなと思います。本当に色々な飾りがあるのですが、特によく見るのがこちら。

 

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出典:Antique Gems N Jewels

 

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(出典:Antique Gems N Jewels)

 

底に貴石がはめ込まれていて、さらにインタリオ(沈み彫り、模様を浮かばせて彫るカメオの逆ですね)になっているシール(印章)です。この場合はフォブシールというようです。上部も彫りが美しかったりモチーフがユニークだったりと、ひとつひとつ凝っています。

フォブ付きでアルバートチェーンをネックレスにするとこんな感じ。

 
 
 
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ちなみに普通のネックレスチェーンにつけてもGood!

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出典:A. Brandt + Son

 

これはいくらでも集めたくなってしまいますね…。

 

こんなにアルバートチェーンやフォブの素晴らしさを熱弁している私ですが、実はまだひとつも持っていません。なぜならバリエーションが豊富すぎて、どれを選べば良いか決めかねているからです。しかも欧米ではファンも多く、素材が良くて値段も手頃なものは迷っている間にさっさと売れてしまいます…。チェーンは使い勝手がよく服にも合わせやすいので、近いうちにひとつは手に入れたいなと思っています。